風のままに進むんだ

美しく帆を張れ!ここに書いたものが遺言だー!

「調べる」=検索する? 調べる質の低下

「調べてみたところ」
「ちょっと調べてみるね」

「調べる」というのは日常的に使う言葉だが、今と昔で意味合いが変わってきている。
昔は、本当に調べていたんだろう。
本を開くとか、他人に聞くとかである。
図書館は、調べ物をする場でもあった。

今は恐らく、「調べる=インターネットで検索する」という意味を指すことが多くなっているのではないか。
調べることのハードルは低下したが、質も低下してしまっている。

昔から能力のあった、自律的な人間にとっては問題ではない。
そうではない人間は、検索エンジンを使うことを「調べる」ことだと勘違いすることがある。

個人の意見だが、「調べる」ことと「インターネットで検索する」ことは、違うように思える。

モニターに映った文字を、自分の知識と混同し始めると危ない。
そんなことはないと否定する人もいると思うが、知らない言葉に出会ったら、無意識のうちにとりあえずインターネットで検索していないだろうか?

僕はまさに学生の頃「どうせ検索エンジン使ったら答えが出てくるのだから、何で受験勉強で暗記しなければならないのか」と思っていた。
しかし、今は知識を自分の体に取り込むのは必要な行為だったと思う。
知識を体に取り込まないと、体内の知識同士が発展をしないからである。

スマートフォンを肌身離さず持っていると思うが、体の一部ではない。
自分を客観視することが、難しくなった時代だと思う。