風のままに進むんだ

美しく帆を張れ!ここに書いたものが遺言だー!

日本ラグビー復興計画

2002年に書かれた「日本ラグビー復興計画」という本がある。


日本ラグビー復興計画

日本ラグビー復興計画


この年に強化委員長としてトップリーグを立ち上げたのも、1989年に代表監督として史上初めてスコットランドを破ったのも、1991年のW杯で監督として初勝利を上げたのも、この宿澤氏である。

本の内容も、まるで今大会における日本代表の快進撃を予期していたようなものが並んでいて恐ろしい。

2006年に55歳で急逝した宿澤氏。
ラグビーも去ることながら、三井住友銀行でも専務まで登り詰めた。
彼が希代の二刀流であることは、前に記事を書いた。


tonpeym.hatenablog.jp


彼が専務を務めていたSMBCが現在放映しているCMに、宿澤氏が出ている。
(彼自身も日本代表の9番を背負った選手だ。早稲田大学時代には未だに史上唯一となる、大学チームによる全日本ラグビー選手権連覇を果たしている。)



三井住友銀行 TVCM「ラグビー日本代表 挑戦と継承」篇


「日本ラグビーは宿澤のパスを継承する。」
まさに、まさに、そうである。

監督に就任した1989年、史上初めてスコットランドを破った1勝。
そして1991年の第2回W杯で、ジンバブエから挙げた1勝。

あれからスコットランドには30年勝てず、W杯でも24年間負け続けた。
しかし言わずもがな、それは無駄ではなかった。

日本ラグビーはまさに、宿澤のパスを継承したのである。