風のままに進むんだ

美しく帆を張れ!ここに書いたものが遺言だー!

終身雇用の崩壊

経済団体や、日本を代表する企業のトップからの
「終身雇用を守るのが難しい」
という発言を耳にするようになった。

確かに、その通りだろう。
むしろ、経営側より従業員側(もっと狭めれば組合員側)の方が、その兆候を感じ取り始めている。

うちの会社は、雇われる側が終身雇用だと思っていないのか、若手がすごい勢いで辞めている。
最近、JR北海道の自己都合退職者が多いというニュースを見た。

www.j-cast.com

将来や会社の展望に対する不安が、離職理由らしい。
不安になるのも分かる。うちの会社と同じだ。

弊社も、前期はグループで数百億円規模の大赤字を出した。
業績が悪ければ待遇(ボーナス)が下がる。
将来への展望も見えなければ転職するというのが、普通だろう。

しかし、会社は定年の延長に向けて動き出している。
本当に長く働いて欲しいのか、当座の人手不足を解消したいだけなのかは分からない。

当たり前だけど、就業規則にも労働協約にも「終身雇用」という言葉は書いていない。
終身雇用というのは制度ではなく慣習・概念である。

この会社が終身雇用だと思っているのは、もはや人事部だけなのかもしれない。
認識がズレてきている可能性がある。

そうなれば昇進や人事計画だけでなく、健康保険や労働組合の構造まで変えなければならない。
色々なシステムが終身雇用を前提にしているので、本気で見直さないといけなくなりそうである。