風のままに進むんだ

美しく帆を張れ!ここに書いたものが遺言だー!

パガニーニ ヴァイオリン協奏曲4番

ニコロ・パガニーニは伝説のヴァイオリン弾きだ。
悪魔に魂を売ったとか、数々の逸話がある。

数百年前の人物なので、伝説の真偽は分からない。
しかし彼の書いた曲は確かにまだ残っており、現在でも演奏されている。
24のカプリース、ヴァイオリン協奏曲1番・2番などが有名だ。

ヴァイオリン協奏曲4番は、あまり有名ではない。
この曲は華麗な技巧と派手な装飾で聴いていて楽しいが、精神的な深さや情緒的なものがあるかというと微妙だ。
しかしひたすら豪華でキラキラしているので、何も考えないで聴くには最適の曲だ。

僕はよく、この曲はポテトチップスみたいな曲だと言っている。(=おいしくてカロリーがあるが、栄養がない)
しかしたまに、無性に聴きたくなる。これもポテトチップスと同じである。



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アルトゥール・グリュミオーのこの録音(1954年)は歴史的な録音だ。
なぜかというと、この曲はパガニーニの死後全く陽の目を見なかった。
死後初めて公の場で演奏されたのが、この録音なのだ。
パガニーニの死から実に114年後のことである。

音質はあまりよくない上に録音が数秒飛んでいる箇所があるが、歴史的な価値があるのは間違いない。

10連休(僕は11連休)も終わりに差し掛かっているが、僕の場合は連休中身があるかというと、とても微妙だ。
しかし楽しいのは事実であるから、中身は乏しいがとりあえず楽しいと言うことで、なんかこの曲みたいな連休を過ごしているなと思う。

というわけで、またこの曲が聴きたくなっている次第である。