蔦屋書店上野店 閉店
蔦屋書店の上野店が、5月6日で閉店するらしい。
上野駅近くで、Tully'sが併設されており、朝7時からやっているし、とても便利だった。
TSUTAYAは閉店ラッシュと聞いていたが、蔦屋書店に注力するという記事を読んでいたので、店じまいは意外だった。
上野の蔦屋書店も元はTSUTAYAで、改装して今の業態になった。
業績が悪かったのだろうか。お客さんは入っていそうだったが、僕みたいに1・2本レンタルして終わりか、コーヒーを飲んで終わりという人が多かったのだろう。
駅近で家賃はかなり高そうだから、苦しかったのかもしれない。
しかもレンタルや書店という形態は、陳列作業が多いのでどうしても人をある程度配置せざるを得ない。
インターネットによる配信が台頭しているから、レンタル業が不振なのは仕方がない。
しかし僕は、ネット配信が苦手でレンタルが好きである。
理由は、以前書いたとおりだ。
CCC(TSUTAYAをやってる会社)は、出版社である主婦の友社を買収するなど、川上のコンテンツを抑えようとしている。
これは、危機感の現れなんだろう。
似たように苦境に立っていたブックオフは、最近復活したと聞く。
しかも、実店舗という業態を保ったまま復活した。
川上を抑えに行ったCCCとは戦略が違うようである。
厳密にいうと中古屋さんとレンタルでは業態が違うが、双方どう進んでいくのか楽しみである。