風のままに進むんだ

美しく帆を張れ!ここに書いたものが遺言だー!

縦横比較での傑出度

tonpeym.hatenablog.jp


前に記事を書いたが、野球は打高とか投高とかがシーズンによって違う。つまり、年代を縦に並べたときに、縦比較が難しくなる。

そういう時野球では、平均からの傑出度という概念で成績を測れる。
二つ、恐ろしい例がある。

www.baseball-reference.com

ペドロ・マルチネスさんという投手がいた。小柄ながら全盛期は地上最強の投手と言われ、野球殿堂入りを果たしている。

マルチネスの全盛期と言われるのが2000年である。防御率は1.74だ。
この時期はとんでもなく打高であった。
マーク・マグワイアサミー・ソーサの有名なホームラン王争いが1998年で、バリー・ボンズがシーズン73本塁打を打ったのが2001年だ。

この年のアメリカンリーグ防御率2位はロジャー・クレメンスの3.70だったから、マルチネスは2位の半分以下の防御率だった。
ちなみにリーグ平均は4.91である。
Adjusted ERA+という、リーグ平均からの防御率傑出度は近代野球で最高だ。

そしてこの年のWHIP0.74は先発投手のMLB記録だ。向かい風10m/sで50m走の世界記録を出すレベルである。
正直、なんで6敗したのか理解に苦しむ。


もう一人の傑物は西武ライオンズ中村剛也選手だ。
2011年に48本塁打でホームラン王になっている。

この年は、本塁打数2位の松田選手が25本であったので、23本差をつけての本塁打王だった。
また、千葉ロッテマリーンズはチーム全体でも46本しか本塁打を打っておらず、中村選手個人より少なかった。
そして、パ・リーグ選手の総本塁打数が454本だったため、中村選手1人でリーグ総数に対する1割以上の本塁打を打ったことになる。

傑出度といえば、この2人だろう。


野球のオフシーズンは、このように過去のデータを漁って糊口をしのいでいる。
しかし、もうすぐ開幕だ。

今年はどのようなシーズンになるだろうか。