風のままに進むんだ

美しく帆を張れ!ここに書いたものが遺言だー!

東日本大震災から8年

8年前の今日は仙台にいた。

内陸地にいたのが不幸中の幸いだった。
完全に運が良かった。

どこかのビルの中にいたのだが、揺れている最中に「これはまずい」と思って、机の下で親に電話をかけた。
内陸にいることを報告した。(2日後まで電話がつながらず、これが後々効くことになる。)

次は、コンビニに行ってありったけの余っている物を買った。
(停電でレジなんか使えなかったから、手動の会計になって1時間は並んだ。)

家に帰ってブレーカーを落としガスの元栓を閉めて、近くにあった大学の体育館に避難して一週間ほど生活した。

あの一週間は人生で一番長かった。
やることと言えば自転車で町を見に行くか(それも、余震があったのであまりできなかった)、手回しラジオを回してニュースを聞くかぐらいである。
ニュースも、あまりに暗い気分になったので途中からあまり聞いていなかった。

一週間後に電気が戻って、インターネットで情報を集めていたら東京行きのバスが出ているとのことだった。
とりあえず東京を目指してバスに乗り、下道で10時間かけて新宿へ。

今でも忘れないが、バスを降りたのが新宿駅の東南口だった。
計画停電・電車の減便など震災の影響がある中、それでも回ろうとする大都会の異様な光景を目の当たりにして、恐怖を覚えた記憶がある。

僕の体験と言えばこれぐらいである。

もっと苦しい思いをした人はもちろんいるだろうし、その逆の人もいるかもしれない。
しかし震災から8年が経過した今、一人一人が当時の体験を書いていく(もちろん、書きたい人だけで構わない)ことは悪いことではないと思われる。