風のままに進むんだ

美しく帆を張れ!ここに書いたものが遺言だー!

国立大学の二次試験

この間、国立大学の二次試験があった。

僕も国立大学を受験したことがある。
浪人していた上、センター試験の出来が悪かったこともあり、実家から数百km離れた地方の大学を受験した。

行ったこともない街の大学にいきなり願書を出すなんて、今考えると恐ろしい。
受験というのは異端な存在だ。

試験前日に新幹線で移動しようと思ったら、倒木で新幹線が不通になっており、半日待たされた。

何とか現地入りした頃には日も暮れていた。
初めて訪れる街の全容もよく分からないまま、翌朝にタクシーで会場に直行して試験を受けた。

国語の試験に菊池寛の見たことある小説が出て、俺はどんだけ運がいいんだと思ったのを今でも覚えている。
試験が終わった後に街を散歩して、良さそうな街だから住んでもいいなと思っていたら、後日合格していた。

地元の大学もいくつか受かっていたが、親が実家から大学に通うのはダメだというので(珍しい親である)、急いで新幹線に飛び乗って入学手続をしてアパートを契約。

遠く離れたところに住んでいたため、合格発表の当日に住む家まで決めてしまわないといけなかった。
4年間住むところを半日で決めるなんて、なかなかヤバい行動ではないか。

合格発表の掲示板前で写真を取ろうと思ったら、Webでしか掲示していないと言われて残念に思ったことも未だに覚えている。

そうして僕は親元を離れて地方に旅立った。
入学してしばらくは、知り合いも皆無である見ず知らずの地方に来て色々と苦しかった。

しかし今となれば得難い経験だった。友達は結局あまりできなかったけど。
未だにあの街は忘れられないほど好きである。

受験というのは人以外との出会いもあるなぁと思った。