風のままに進むんだ

美しく帆を張れ!ここに書いたものが遺言だー!

同じ場所と違う人

会社が入っているビルは、地下1階にテラスがある。吹き抜けで陽光が射し込み、雰囲気がいい。

椅子と机が置いてあって、食事もできる。椅子と机を囲むようにコンビニや飲食店が配置されている。
スペースを利用して古本市や物産展などのマーケットが企画・開催されることもある。

この広場、平日は専らサラリーマンの巣窟と化している。
朝、彼女彼らは会社に行きたくないのか、ベンチに座って辛そうに朝食を取っている。
昼はオフィスから逃げてきた人々が、疲れた顔をして昼食をかじりながらスマホを操作している。
夜はオフィスカジュアルの若い男女どこからともなく集まってきてたむろし、ワイワイお酒を飲んでいるが総じて顔が死んでいる。

逆に休日は活気がある。
朝はさすがに人も少ないが、学生が活発に話し合いをしている。大学のサークル活動だろうか?
昼はベビーカーを携えた家族が多い。子どもと遊んだり食事をしたり、何とも和やかである。
夜はお店が閉まるのが早く人がいることはまれだが、大学生がYouTubeを見ながらゲラゲラ笑っていることがある。

この街はオフィスと大学が入り乱れており、平日と土日祝日で同じ空間でも全く雰囲気が違う。

不思議で面白いが、平日の瘴気は何とかならないのか…自分も瘴気形成に一役買っているという自戒の意を含めて。