風のままに進むんだ

美しく帆を張れ!ここに書いたものが遺言だー!

反射神経の衰えと、それに伴う全能力の低下(あるいは低下したように見えること)について

だいぶ昔の話だが、僕は浪人していた。

浪人時代に、予備校の国語の先生だったと思うが、その人がしていた話がとても印象的だった。

内容は、お笑いと反射神経の話だった。「お笑い芸人は加齢で反射神経が衰えると面白さを失う」という主張だ。

この説は面白い。その後今まで、そういう主張をしている人に会ったことはない。
「上手い返しが出来る」というのは、お笑い芸人のみならず人間として重要なスキルだ。

世の中を見ていると、とっさの応対で「失言」だと言われ「炎上」してしまう。逆に「神対応」などともてはやされることもある。

もしかして、自分の本来の能力以上に反射神経が重要なのではないか。「気が利く」とかも、その部類である。
後から考えて「あの時こうしておけば良かった」と考えるのは、意外と簡単だ。考えれば誰でもできるようなことだったとしても、それを一瞬でできるスキルというのは、立派な能力の一つである。
時間をかけるほど成果が割り引かれるようなものもある(貨幣の価値と似ている)。

話を戻すが、この主張は色々に応用できる。
会社でも、反射神経が衰えた上層部は多い。スピード感を持った行動ができないだけではなく、下の話を理解できず、同じことを何回も聞いて効率性を損ねてしまう。
加齢による劣化ならどうしようもない。若者から歩み寄り、配慮した上で説明する必要がある。

僕は今まで、ジェネレーションギャップというのは生きてきた時代の違いのことかと思っていたが、生きている年齢の違いのことでもあるのかもしれないと思った。