風のままに進むんだ

美しく帆を張れ!ここに書いたものが遺言だー!

偉大なるパサー ドリュー・ブリーズ

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少し前の話になるが、NFLニューオーリンズ・セインツに所属するQBドリュー・ブリーズ選手が、通算のパスヤード数でNFL史上1位になった。
これは、とんでもない記録だ。

ブリーズは背が小さいというハンデを抱えている。大男のラッシュが迫り来るQBは、高い位置から見渡してパスを投げられる方が当然有利だ。
しかし、この男にはそんなものは関係なかった。

怪我が少ないことは、彼の記録とは無関係ではない。ほぼ欠場がなく、ここ10年でレギュラーシーズンは2試合しか欠場していない。
タックルを頻繁に受けるQBで、さらに体が小さいのに怪我がないのは驚異だ。
さらに、安定感抜群。毎年毎年、高レートを叩き出してチームを救う。大ベテランの今も、リーグのトップ10選手に名を連ねている。

そして何より、熱くて頼れる。
試合前に行われる、彼によるチームへの入魂儀式(チャント)は有名だ。

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記録にも記憶にも残る大選手であることは間違いない。

話は変わるが、アメリカの番組に「Sport Science」というのがある。トップアスリートたちががその優れた力を使って様々な実験を行うものだが、ブリーズ選手も出場したことがある。
「20ヤード(約18m)離れたアーチェリーの的に向かってアメフトのボールを10回投げ、何回当てられるか」という企画だ。
20ヤードというと、大体野球のマウンドからホームベースまでの距離と同じだ。フットボールを的に当てるのは、かなり難しいように思える。
ましてや、的の中心にあるブルズアイは直径約12cmしかない。

結果はというと…

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このインチ単位のコントロール、精密機械と呼ぶにふさわしい。
そして来年1月で40歳になる今も、この頃に比べてこのコントロールは全く衰えてはいない。

この男の活躍は、留まるところを知らない。