風のままに進むんだ

美しく帆を張れ!ここに書いたものが遺言だー!

高木美帆選手が大好きだ

僕はスピードスケートの高木美帆選手が大好きである。

もちろん直接話したことなどはなく、報道などの情報からの結果ではあるが、とても尊敬している。高木選手宛てにファンレターを出したこともある。

彼女は15歳でバンクーバーオリンピックに出た、いわゆる天才である。天才という言葉で片づけるのはどうかとも思ったが、中学生で五輪選手になるような選手に対する形容を考えても、僕のレベルだと天才以外思いつかない。

しかし19歳の時は国内の選考で敗れ、ソチオリンピック代表から漏れてしまった。
普通ならここで物語は終わる。かつて天才と言われた少女少年はたくさんいるが、一度落ちてしまった子が復活する例は少ないと思う。

しかし彼女は落選に対し「五輪に向かう気持ちが足りなかったまでの結果」という意のことを述べており(4年後に、当時を振り返っての場面ではあるが)、自身を客観視していることが窺えた。

そうして彼女は復活、23歳で迎えた平昌オリンピックで金・銀・銅のメダルを揃えた。4年間で痩せこけた頬が印象的だった。

しかも、彼女は頭脳明晰という。遠征で休みがちにもかかわらず高校の成績は上位、在学中に簿記一級(日商か全商かは分からない)などの資格も取ったという。

他のスポーツも得意らしく、中学時代はサッカーでも名の知れたプレイヤーで、未来のなでしこジャパン候補にも選ばれた。中距離走では、未だ地域の年代別記録を保持しているらしい。

これらのエピソードを聞くと、惹かれてしょうがない。しかもインタビューなどでの話が面白い。面白いけど分かりにくい。自分の体に起こったことを言葉にできず詰まって、何を言ってるのか分からないような場面が多い。体の表現に思考が付いていっていないのではないか。身体を直感的に動かす、天性の勘を伺わせる。

直感的に正しい人間は強い。体が先に決断して、理論なんて後から(しかも正当に)通ってくる。その時点で、常人とはスピードが違うのである。
考えてから決めるのは決断ではなく判断である。決断と判断は違うと、元ラグビー日本代表監督の宿澤広朗氏も言っていた。
世界の頂点を争うような場面では、判断をしているような時点でもう遅いのだ。

つくづく魅力的な選手だと思う。

あと正直顔がタイプである。この一文を書くことによって今まで書いてきた文章が台無しになったかと思うが、自分に嘘はつけなかった。