ナツイチ
ナツイチの、吉岡里帆さん表紙ver.を買った(写真集は関係ないが買った)。
「表紙で文庫本を買うなんて」というご意見を頂きそうであるが、よく考えてみて欲しい。自分の嗜好以外の本を手に取るいい機会、とは考えられないだろうか。
たとえば新聞だが、電子版では自分の好きな記事をえり好みして読む傾向がある。しかし紙面で読めば、自ずと四方隣の記事が目に入る。これは今まで興味がなかったものに突っ込んでいく好機である。
余談だが、僕は敢えて地元の地方紙(県紙)を紙で購読している。
と色々言い訳をしたが、「こころ」は読んだことがある。弁解のしようがない。
要は欲望に従っただけである。好きなんだ、好きで悪いか。
ただ「欲しい」は、吉岡里帆さんが表紙でなかったら、読むことはなかっただろう。
読書の世界でも新しい発見をもたらしてくれる吉岡里帆さんはどんだけ素敵なのだ。